ponsta_comのブログ

おもいついたこと

なまけものの詩

 

 

夜を待っていた

無限の可能性が閉じる夜を

 

どこへでも行けたはずの道は

夕暮れをすぎると

あっという間に暗闇に変わった

 

 

すこし遠くで花が咲いた 気がした

ただ一つの道だけがやけに光って見えた

 

 

仄かな灯りを辿りゆく

ほんの200mの冒険が

なまけものの人生だった

 

 

なまけものは

また眠る