ponsta_comのブログ

おもいついたこと

 

 

いま出会ってたら私たち

友達になってなかった

 

あの頃は、弱さが剥き出しで

ホントの君が肌蹴てた

 

指先から

愛想笑いがばれるのを怖がってたら

コップを持つ手が右か左か

分からなくなっていた

 

 

---

 

強い瞳に掴まれて

呼吸の止まった胸からは

言うはずじゃなかった言葉が出てた

 

私の身体と眼からでは

せいぜい半径100mの

私の世界しか想像つかなかった

 

---

 

虹色の泡の軌跡に惹かれる子供の方が

美しいと思ったから

「カワウソが好き」って水族館で嘘ついた

 

お爺さんが亡くなったとき

皆が知らないオソウシキに行くために

幼稚園を休むことを自慢した

 

---

 

小雨に降られた飲み帰り

暗い夜道の水たまりには

コンビニの光だけが眩しく反射していた